第18回定期演奏会


指揮 中島 良史


 国立音楽大学作曲科卒業、同専攻科修了。作曲を中村太郎氏、指揮を故渡辺暁雄氏に師事。ザルツブルグにおいてオトマール・スウィトナー氏に学ぶ。 作曲、編曲、指揮、各種音楽祭・コンサートのプロデュースなど各方面においてジャンルを越えた多彩な活動はその豊かなアイデアと行動力が常に注目されている。最近では、映画「神々の相貌」作曲、ミュージカル「アマデウスがやってきた」作・音楽、オペレッタ「ヤチホコ」作曲、ピアノ25台・50人の奏者・100手のための「第九」編曲と指揮、「美空ひばり合唱曲集」出版、鳴門市旧坂東収容所跡で行われたベートーヴェン「第九」日本初演80年記念コンサートのプロデュース・指揮など。 指揮者としては、’75東京都交響楽団でデビュー以来、東京の各オーケストラ・大阪フィル・京響を指揮、またオペラ、合唱団などを数多く指揮している。近年では、’90ワルシャワで「第九」を指揮、’94チェコ・ビルゼン市700年記念スメタナ祭、’95終戦50年記念コンサート(プラハ)、’97クラコフ国際音楽祭における指揮など、海外の活動を展開している。 チェコとの文化交流にも力を注ぎ、世界中の優れた若い音楽家たちのために例年開かれる「国際音楽祭ヤング・プラハ」の日本代表として、’92の創設より今日までその開催・発展に大きく貢献している。’99チェコ共和国芸術祭参加「ヤング・プラハin東京コンサート“チェコ音楽の祭典”」プロデュース、’00チェコ政府助成によるハンス・クラーザ作曲子供たちのオペラ「ブルンジバール」日本初演など。
 現在、国立音楽大学助教授。ガーデンプレイスクワイヤ常任指揮者。

合唱 ガーデンプレイスクワイヤ


 1996年7月、400人を超す応募者の中から選考されたメンバーにより創設。以来、中島良史氏の指導のもと、サッポロビール株式会社のメセナ活動の一環として質の高い音楽を提供できるよう研鑽を重ねている。
 活動の中心は、ガーデンプレイス内の恵比寿麦酒記念館における年に3回の定期演奏会と12月のクリスマスコンサートであり、ルネッサンスから現代まで、宗教曲を中心に幅広いレパートリーをこなしている。 麦酒記念館以外でも、ウェスティンホテルなど恵比寿ガーデンプレイス周辺各所に招かれ演奏を行い、地域音楽振興の一端を担っており、カザルスホール(99年)、紀尾井ホール(01年)、第一生命ホール(02年)に会場を移して定期演奏会を行い好評を得た。
 また、2001年夏に本山秀毅氏を招いて合唱団をサンプルとしたアマチュア合唱指揮者講習会を主催したほか、この夏にもフィンランドの女声合唱団フィロメラとのジョイントコンサートをひらくなど活動の範囲を広げている。

ソプラノ 阿久津 みずき 岡本 英美 尾崎 陽子 加藤 恵子

川原 千晶 斎藤 美帆 黒澤 愛 林 瑞絵

北條 加奈 堀 桐子 宮城 愛 本宮 廉子

八峠 路子 山田 芳子 横川 文子 Rippon 由美

アルト 片平 理絵 黒澤 聖子 斎藤 敦子 鈴木 かおる

冨田 由美子 中川 美季子 濱田 光子 早瀬 弥生

菱木 明子 山口 怜子 山本 千種 四柳 尚子

テノール 岩崎 一 柿沢 厚夫 神山 恒夫 越沢 滋

越路 浩也 瀧 俊治 田島 敏章 田中 大輔

成田 拓也 新山 修 武藤 茂

ベース 伊藤 純一 井上 恒一郎 尾崎 徹 加藤 健

酒井 洋 高内 章 椿 辰治 中野 敦

Maurer Jörg 村上 弘 山口 真人 米村 一臣

Rippon Julian